03.03.2021

プリモルスキー・ステージでの「春の遊歩道」

「春の遊歩道」展では、マリインスキー劇場のプリモルスキー・ステージの訪問者の皆様に春のムードをもたらし、ロシアのテキスタイルデザインスタジオ「ソーリ(塩)」によって作成されたシルクからできたプラトーク(ロシア式ショール)のユニークなコレクションからの作品を紹介します。この展覧会は、沿海地方の主要美術館とプリモルスキー・ステージによって2018年から実施されている「マリインスキーのアートギャラリー」というプロジェクトの続きです。

劇場4階のホワイエには、プロジェクト「ロシアについての200の物語」でルースキー島の芸術祭で最初にデモンストレーションされた沿海地方美術館のコレクションからの16枚のプラトークが展示されます。このコレクションの作品のいくつかは、日本の鳥取県で開催された展覧会「幸福の小さな黄色いプラトーク」、「ロシアについての60の物語」、「ロシアについての20の物語」で発表され、常に一般の人々から大きな関心を集めてきました。展覧会のために選ばれた作品は、2015年以来初めて展示されます。

ロシアのブランド Radical Chic を代表する「ソーリ」スタジオ(モスクワ)のデザイナーは、ロシアのプリントプラトークは単なる服のおしゃれアイテムではなく、ロシアの歴史的な衣装の要素、国の文化の重要な属性、そして優雅さのしるしであると信じています。コレクションは年に2回デザインされており、各プラトークは完成までに612か月かかります。

博覧会に含まれたプラトークは明るく、春のように魅力的で、ユニークで、著者のアイデアを非個人化する大規模な産業複製の対象ではありません。プラトークはむしろ日常生活の属性ではなく、世界のさまざまな国で何千人ものファンがいるユニークなコレクターアイテムです。

マリインスキー劇場のプリモルスキー・ステージの「春の遊歩道」展は、328日まで開催されます。

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