15.04.2023

オペラのすべての声を一度に楽しめるコンサートがマリインスキー沿海州劇場で開催

4月22日には、劇場の小ホールで、マリインスキー沿海州劇場の歌劇団の20名以上の参加するソリストによるユニークなガラコンサートが開催されます。ソリストたちは、セルゲイ・ラフマニノフ生誕150周年にちなんだプログラムを、交響楽団と一緒にお届けします。指揮は、パベル・スメルコフによって行われます。

ガラコンサート「春の水」のプログラムには、作曲家によるロマンス25曲が含まれています。原曲では、声楽とピアノのために書かれたもので、劇場の首席指揮者であるパベル・スメルコフによる著者オーケストレーションで演奏されます。

「ラフマニノフ自身は管弦楽曲の名手でしたが、彼はたった一つのロマンスである有名な「ヴォカリーズ」作品34の14番のみの器楽アレンジを完成させました。もちろんこのプログラムで演奏される作品です。もちろん、他のロマンスを楽器化するとき、私はセルゲイ・ラフマニノフ自身によるオーケストレーションの原則や技法を参考にしました。ある場合は彼のスタイルを文字通り再現し、ある場合は創造的にテクスチャーを発展させました。長年の努力の結果、25のロマンスが生まれました。その多くはすでにマリインスキー沿海州劇場のコンサートで演奏されており、いくつかはサンクトペテルブルクで以前に演奏されたものもあれば、このガラコンサートのために特別に楽器化されたものもあります」と指揮者は言いました。

この壮大なプログラムの上演には、バスからコロラトゥーラ・ソプラノまで、劇場のオペラ団のほぼ全員が参加することになります。「夜の静寂の中で」、「歌わないでおくれ、美しい人よ」、「ライラック」、「ひなぎく」、「ここは素晴らしい場所」、「春の水」などラフマニノフの声楽の名曲を多数演奏します。

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