11月18日、マリインスキー劇場の歴史的な舞台で、ゴールデン・マスク賞を受賞したマラット・ガツァロフが演出したルッジェーロ・レオンカヴァッロのオペラ「道化師」をソリストたちが上演しました。この公演は、第9回サンクトペテルブルグ国際文化フォーラムのプログラムの一部となりました。
主役を、アレクセイ・コスチュック(カニオ)、アリーナ・ミハイリク(ネッダ)、マラット・ムハメツィアノフ(トニオ)、ミンギヤン・オジャエフ(ベッペ)が演じました。シルヴィオ役は、マリインスキー劇場のソリストであり、ウラジオストクでの初演に参加したマリインスキー沿海州劇場の客演ソリストでもあるヴャチェスラフ・ワシリエフが歌いました。
アメリカの指揮者クリスチャン・ナップがオーケストラの指揮を執りました。
「これらの巡演ツアーは非常に重要だと思います。巡演は現在、サンクトペテルブルク、ウラジオストク、ウラジカフカスの劇団が実際に統合されつつあることを示しています。ここ 2~3年、沿海州劇場のアーティストたちは定期的にサンクトペテルブルクのマリインスキー劇場に来て公演に参加しています。その中には、アリョーナ・ディヤノワ、イリヤ・アスタフロフ、ヴャチェスラフ・ワシリエフ、オリガ・マスロワ、アリーナ・ミハイリク、アアナスタシア・キーコチ、バト=エルデネ・ドルジツェデンがいます。今後、このリストが拡大されることを願っています。
私にとって、フォーラムの期間中に、特にウラジオストクのために演出された沿海州劇場の「純正」でユニークな公演が披露されることが最も重要です。マラト・ガツァロフ演出の「道化師」は、北部の首都ではまだ観られていません。アーティストたちはマリインスキー劇場の伝説的な歴史的舞台でパフォーマンスを披露したことは各劇団にとって重要なイベントです。サンクトペテルブルクの住民は、オペラ座のソリストに加え、マリインスキー劇場で初めて公演したラリサ・シュベイコフスカヤ率いる沿海州舞台の壮大な合唱団の演奏を聴くことができました」とプリモリスキー・ステージ歌劇団芸術監督のイリーナ・ソボレワはコメントしました。
12月8日、「道化師」は極東に戻り、指揮者ドゥシャン・ヴィリッチの指揮で上演されます。