2021年6月、マリインスキー劇場のプリモルスキー・ステージのオペラ劇団のソリストであるソプラノ歌手のオリガ・ジャリコワが、スペインで開催された第38回ログローニョ国際ヴォーカルコンクールで優勝した。
オリガ・ジャリコワは、サンクトペテルブルク音楽院と、バレンシアのプラシド・ドミンゴ・ヤング・シンガーズ・プログラムを卒業している。この女性歌手は、ロシア、ヨーロッパ、北米、ラテンアメリカで開催された数々の国際コンクールで優勝している。ドニゼッティのオペラ「ランメルモールのルチア」で難解なタイトルロールを演じた歌手は、2019年にマリインスキー劇場のプリモルスキー・ステージでデビューした。それ以来、ヴィオレッタ・ヴァレリー(「椿姫」)、夜の女王(「魔笛」)、ジルダ(「リゴレット」)、マルファ(「皇帝の花嫁」)、アデーレ(「こうもり」) など、リリック・コロラトゥーラ・ソプラノの代表的な主役を演じてきた。