08.08.2022

日本人指揮者・シズオ・Z・クワハラがマリインスキー音楽祭に登場

フランクフルトの権威あるジョージ・ショルティ国際指揮者コンクールで優勝し、マリインスキー沿海州劇場の首席客演指揮者を務めるシズオ・Z・クワハラが、ウラジオストクで行われる第7回国際極東「マリインスキー」際に参加します。

8月10日、マエストロはマリインスキー沿海州劇場の交響楽団の指揮台に立ち、マリインスキー沿海州劇場の初演であった、偉大なヴェリスト、ジャコモ プッチーニによる有名な悲劇のオペラ「蝶々夫人」を指揮します。そして8月12日には、マエストロのシズオ・Z・クワハラが、イタリアの作曲家ルッジェーロ・レオンカヴァッロのオペラ「道化師」を「黄金の仮面」賞受賞者マラット・ガツァロフの指揮版を指揮します。どちらの夕べも、聴衆はマリインスキー劇場とプリモルスキー・ステージのジョイントキャストのソリストの歌声が聴けます。

シズオ・Z・クワハラは、数々の権威ある国際コンクールで受賞しています。ゲオルグ・ショルティ国際指揮者コンクールでの優勝をきっかけに、彼の指揮者としてのキャリアが急速に伸びました。ショルティ・コンクールに続いて、ザールブリュッケン放送テレビ管弦楽団、ポーランド室内管弦楽団、ニース・フィルハーモニー管弦楽団、フランクフルト美術館管弦楽団からの招待を受けました。2018年、ワレリー・ゲルギエフの誘いにより、ヴェルディの「椿姫」でマリインスキー沿海州劇場にデビューし、大成功を収め、その後同劇場の客演指揮者に就任しました。彼は南北アメリカ、ヨーロッパ、アジアを巡演しました。彼は米国オーケストラ連盟のフェローとしてフィラデルフィア管弦楽団と活動し、アジア太平洋地域の国際音楽祭に参加しました。

マエストロは、ゲオルク・ショルティ財団賞、オーガスタ地域トップ10ヤングプロフェッショナル賞、2011年S&Rワシントン賞を受賞しています。2022年、2010年に創設された国内最大の舞台芸術コンクールシリーズであるアメリカの「指揮・オペラ公演」部門の賞を受賞しました。

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